だれかに話したくなる本の話

認知症予防に 医師が語る「本当の脳トレ」とは

認知症予防に 医師が語る「本当の脳トレ」とは(*画像はイメージです)

人生100年時代と呼ばれるようになってから、「健康寿命」や「QOL」といった、人生の「質」が注目を集めるようになっている。せっかく長生きするなら、頭も体も毎日を楽しめる状態で長生きしたいもの。

ただ、体も脳も加齢とともに衰えていくのは避けられない。特に認知症は多くの人にとって、年齢を重ねるうえでの懸念事項だろう。

いつまでもハツラツ脳の人

いつまでもハツラツ脳の人

☆脳は「悩ませる」ことで活性化する!
本書では、これまでの著書とは一線を画す「ハツラツ脳とヨボヨボ脳」というキーワードをもとに、「脳の健康寿命の維持=ハツラツ脳の維持」のためには、どんな脳のクセをやめ、どんな新しい脳のクセを身につけていけばよいかをわかりやすい例を挙げながら紹介する。さらに、「脳の健康寿命」と同時に「体の健康寿命」を維持するためのノウハウも展開するが、多くの医師たちが推奨する「望ましい血圧の数値」「健康診断」に対して、実証的な例を挙げながら大いなる疑問を投げかけつつ、多くの高齢者たちが抱く「健康常識」に警鐘を鳴らす。