毎日の「迷い」と「自律神経の乱れ」 その意外な関係は?
朝食はパンかご飯かといった日常のことから、就職、結婚など、人生は選択の連続だ。この選択の岐路に立ったときに生じる「迷い」が、実は自律神経を乱す大きな要因になっている。
自律神経には、活動するときに働く交感神経と休息するときに働く副交感神経があり、その2つがバランスを取りながら、心と体の安定を保っている。しかし、迷うと「決めなければいけない」という行為がストレスになって、交感神経が優位になり、そのバランスが崩れてしまう。迷った末に決めても「本当にこれでよかったのか」と不安になり、さらにストレスがかかり、自律神経を乱すという悪循環に陥ることもある。 では、どうすれば自律神経を整えて、安定した心と体の状態を保つことができるのか。