だれかに話したくなる本の話

成果主義をやめた保険代理店に起きたこと

『人材が続々集まる、メキメキ育つ! スゴい保険代理店経営』(パノラボ刊)の著者・稲葉晴一さん

年功序列型の雇用制度が崩れ、成果主義を採り入れる企業が増えている日本だが、こと保険業界に関しては年功序列型の企業が大半だった時代から「フルコミッション」に代表されるような成果主義型の賃金体系をとる企業が多かった。

しかし、今「保険業界こそ成果主義をすてるべき」と提言しているのが『人材が続々集まる、メキメキ育つ! スゴい保険代理店経営』(パノラボ刊)の著者で自身も保険代理店を経営している稲葉晴一さんだ。本書で稲葉さんは「保険代理店の大淘汰時代がくる」と予見。生き残るために代理店がやるべきことをつづっている。

なぜ稲葉さんは「成果主義」を問題にしているのか。ご本人にお話をうかがった。今回はその後編だ。

人材が続々集まる、メキメキ育つ! スゴい保険代理店経営

人材が続々集まる、メキメキ育つ! スゴい保険代理店経営

営業活動の制約ばかり増える時代の必読書!

「業界の常識」を捨てれば
売上はみるみる伸びていく。

顧客からの信頼を仕組みで生む具体的手法を解説。

保険業界では当たり前すぎて問われることすらなかったフルコミッション型のビジネスモデル。
その限界を踏まえながら、新しい保険代理店の経営のあり方について論じています。