成果主義をやめた保険代理店に起きたこと
年功序列型の雇用制度が崩れ、成果主義を採り入れる企業が増えている日本だが、こと保険業界に関しては年功序列型の企業が大半だった時代から「フルコミッション」に代表されるような成果主義型の賃金体系をとる企業が多かった。
しかし、今「保険業界こそ成果主義をすてるべき」と提言しているのが『人材が続々集まる、メキメキ育つ! スゴい保険代理店経営』(パノラボ刊)の著者で自身も保険代理店を経営している稲葉晴一さんだ。本書で稲葉さんは「保険代理店の大淘汰時代がくる」と予見。生き残るために代理店がやるべきことをつづっている。
なぜ稲葉さんは「成果主義」を問題にしているのか。ご本人にお話をうかがった。今回はその後編だ。