だれかに話したくなる本の話

噛む、飲む、歩く…「あたりまえ」の中にある健康の秘訣とは?

噛む、飲む、歩く…「あたりまえ」の中にある健康の秘訣とは?(*画像はイメージです)

90歳を過ぎた今も現役作家として活躍を続けている五木氏は長年、「体が発する信号=身体語」に耳を傾け、自身の不具合を治めてきた。長く健康でいられるには理由がある。五木氏はどのような養生論を実践しているのか。

シン・養生論

シン・養生論

「あす死ぬとわかっていても、するのが養生」。世界は疫病や戦争など心萎える日々の連続で、ふだんの健康などどうでもいいような気もふとしてくる。それでも耐用年数の過ぎたこの貧弱な体を、なんとか維持していかねばならないのだ――。長年、「体が発する信号=身体語」に耳を傾け、不具合を治めてきた〝体感派〟作家によるフリースタイル養生論。「歩行は10本の足指をフルに使って」「誤嚥を防ぐ嚥下のコツ」「ボケの始まりは〝見る、聞く、触る〟の遮断から」…齢90を越えて進化し続ける、心と体の整え方。