小学生までの自己肯定感がその後の人生に及ぼす影響とは
東京都教職員研修センターによる小学校1年生~高校3年生を対象にした「自分のことが好きですか」という調査(令和3年)によると、「思わない」「どちらかというと思わない」と回答した子の割合は、小学校2年生で約20%、6年生になると約40%、中学生では約60%になるという結果が出た。このような調査はさまざまな機関で行われているが、どの調査も4割~6割が「自分が嫌い」と答えている。
この調査から、自己肯定感のターニングポイントが9、10歳の小学校3、4年生であることがわかる。なので、親子でコミュニケーションをとり、12歳までに自己肯定感の土台をつくることが重要となる。