自分のスキルをお金に換えるための「4つの段階」
自分の得意なことやスキルを活かして、それをお金に換えて経済的な自由と自己達成感を得たい。副業や起業、これから新しいこと始めるときに、自分のスキルを武器に仕事をしたいと思う人は多いだろう。
では、どうしたら自分のスキルをお金に換えることができるのか。
『普通の主婦がボディメイク講師として成功するまでに何をやったのか?』(フォレスト出版刊)では、「ひとりビジネス」専門コンサルタントとして4年間で500人以上を成功に導いてきた著者の小林正弥氏が、普通の主婦が年収3000万円を稼げるようになった物語を通じて「普通の人」がスキルをお金に換える方法を紹介している。
■4つの段階を経てスキルをお金に換える力を身につける
自分の得意なことやスキルをお金に換えて経済的自由を手に入れるには、4つの段階を経なければならないという。
1、インプットの段階
本やセミナーで知識は増やしているが、行動が伴わないため知識の飽和状態となり、「知識メタボ」になっている状態。
知識を行動に移すためには、「時間」「環境」「お金」「人間関係」の4つの視点で自分が高まるアウトプットができる仕組みを整えることが求められる。
2、アウトプットの段階
資格取得などの行動に出るが、それだけでは収入につながらない「スキル中毒」の状態がこの段階だ。高いスキルを持っているのに稼げない人は、売れる形(スキルのレシピ化)になっていないから。
自分の人生において最も大きな課題やコンプレックスを解決した体験からつかみ取ったスキルをレシピ化する。その体験が、高値で売れる価値に換わるのだ。
3、プロダクトの段階
ココナラなど、さまざまなスキルを持つ人々が自分のスキルを自由に売ることができるウェブ上のスキルシェアマーケットで、自分のスキルを低価格で販売できる状態がこの段階となる。
経営者として、自分の価値を体系化し、オンライン上に売上・顧客満足が上がる仕組みをつくる。
4、マネタイズの段階
オンライン上に自分のスキルを高額で売り、年収3000万円以上を実現できる仕組みを構築した状態がここになる。
この「スキルをお金に換える4つの段階」を踏むことで、ビジネスの世界で結果を出すことができるようになるという。
◇
小林氏は「特別な才能なんていらない。『普通』だからこそ、お金になる」と述べる。
副業・起業をこれから考えている人や自分の人生の主導権を取り戻したいと考えている人など、自分のスキルをお金に換えて稼ぎたいという人は、本書のストーリーからそのノウハウの基礎を学んでみてはどうだろう。
(T・N/新刊JP編集部)