だれかに話したくなる本の話

子どもを「受験までの人」にしないために親ができること

『文庫版 デキる社会人になる子育て術 元ソニー開発マネージャが教える社会へ踏み出す力の伸ばし方』(幻冬舎刊)の著者・鬼木一直さん

子を持つ親としては、我が子の学力や学歴は気になるものであり、できるだけいい学校に進学してほしいという気持ちもある。しかし、同時に「社会に出てからが本番」ということも重々承知しているはず。

受験を勝ち抜いて難関校と呼ばれる大学に入ることは「ゴール」ではなく、むしろ「スタート」だ。では、我が子を受験で終わらず、社会に出てから本領を発揮するようなバイタリティある人間に育てるには、どのような子育てをすればいいのか。

一昨年刊行され、子育て世代を中心に大きな共感を呼んだ、子育て教育本『デキる社会人になる子育て術 元ソニー開発マネージャが教える社会へ踏み出す力の伸ばし方』がいよいよ文庫化され、『文庫版 デキる社会人になる子育て術 元ソニー開発マネージャが教える社会へ踏み出す力の伸ばし方』(鬼木一直著、幻冬舎刊)として発売された。本書はそのヒントを授けてくれる。今回は著者で東京富士大学の鬼木一直教授にインタビューし、本当に子どものためになる家庭教育についてお話をうかがった。ここではその後編をお届けする。

文庫版 デキる社会人になる子育て術 元ソニー開発マネージャが教える社会へ踏み出す力の伸ばし方

文庫版 デキる社会人になる子育て術 元ソニー開発マネージャが教える社会へ踏み出す力の伸ばし方

大好評の子育て本 待望の文庫化!
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