だれかに話したくなる本の話

犬年ではなく「戌年」と書くのはなぜ?

犬年ではなく「戌年」と書くのはなぜ?(*画像はイメージです)

普段から不自由なく使っている日本語も、ふと立ち止まってみると、疑問に思うことは少なくない。

干支の「戌」「戌年」はなぜ「犬年」ではないのか。
明治時代、犬を「カメ」と呼んでいたのはなぜか。

などは、現代日本語の知識からはよくわからない。そんな日本語の疑問を解明するのが『日本語の大疑問』(国立国語研究所編、幻冬舎刊)だ。

本書では、ことばのスペシャリストが集う国立国語研究所が、素朴だが奥深い日本語の疑問に回答していく。

日本語の大疑問 眠れなくなるほど面白い ことばの世界

日本語の大疑問 眠れなくなるほど面白い ことばの世界

毎日あたりまえに使っている日本語。だが、ふと疑問に思うことはないだろうか。

そもそも漢字はいつから日本にあるのか?
「シミュレーション」を「シュミレーション」とつい発音してしまうのはなぜだろう?
「確認させていただいてもよろしいですか」は乱れた日本語なのか?
これまでの絵文字・顔文字とLINEのスタンプでは何が違う?