だれかに話したくなる本の話

名投手・江夏豊が一目置いていた強打者とは

『強打者』(江夏豊著、ワニブックス刊)

山際淳司氏の短編ノンフィクション「江夏の21球」で有名な元プロ野球選手の江夏豊氏。現役時代は阪神タイガースなど5球団で活躍、「優勝請負人」の異名をとり、現在も20世紀最高の投手の一人として名前があがる。

江夏氏のプロ野球生活は18年におよんだ。その間にのべ1218人の打者と対戦した。やりにくかった打者、怖かった打者などなど、数々の強打者との対戦を「江夏豊の視線」で語るのが、『強打者』(江夏豊著、ワニブックス刊)だ。

強打者

強打者

江夏豊による‟プロ野球の歴史書"第二弾!


長嶋茂雄、王貞治、野村克也、衣笠祥雄、イチロー、松井秀喜、大谷翔平、佐藤輝明……など、現役時代に対戦した数多くの伝説的打者から解説者として見てきた現代の強打者まで、独自の目線で大分析。