コロナ前は「ドル箱」も…成田空港タクシーの今
飲食業や観光業など、昨年から続くコロナ禍で大きな痛手を被った業種は多い。
その最たるものが航空業界で、コロナの影響による世界全体の累計損失額は、2020年から2022年で22兆円にのぼるとも言われている。コロナ前の2019年には45億人いた世界の総旅客数は、2020年、2021年と激減したままだ。
となると、航空業界に付随する仕事もあおりを受ける。「日本の玄関口」である成田空港を拠点に、周辺各地に旅客を送り届けていた「空港タクシー」は、コロナ前までは「ドル箱」として知られていた。しかし、今はどうなっているのだろうか。