だれかに話したくなる本の話

5年間の愛人生活の末に語る「不倫の沼」

『さよならジュード』(SAKURA著、幻冬舎刊)

「いけないこと」という共通認識はあっても、昔から今まで「不倫」は決してなくならないし、これからもおそらくなくなることはないだろう。

人はなぜ将来がない恋にハマってしまうのか?
『さよならジュード』(SAKURA著、幻冬舎刊)はそんな問いについて考えるヒントになるかもしれない。ここで描かれているのは、5年にもわたる不倫の一部始終である。

シングルマザーである主人公の「私」と不倫相手であったイギリス人国際弁護士の「ジュード」はどのように不倫の「沼」に落ちていったのか。著者のSAKURAさんにお話をうかがった。

さよならジュード

さよならジュード

本気であなたを愛してた。
だから絶対に許さない。

妻子ある彼、シングルマザーの私。
国際不倫1923日の顛末を描く衝撃の愛憎劇!