だれかに話したくなる本の話

「学校の忘れ物」からわかる子どものスゴイ才能とは?

「学校の忘れ物」からわかる子どものスゴイ才能とは?(*画像はイメージです)

我が子のことになると、急に心配性になるのが親というもの。
他の子ができていることを我が子ができなかったり、逆に他の子はやらないような問題行動を我が子がしてしまったりするのを見ると、つい「うちの子育て、大丈夫?」と不安になったり、悩んでしまいがちです。

その挙句に「どうしてあんなことをしたの(どうしてこんなこともできないの)?!」と我が子を叱りたくなってしまう人は、ちょっと待ってください。もう少し我が子と自分の子育てを信じてみませんか?

『お母さんが知らない伸びる子の意外な行動』(齋藤浩著、草思社刊)では、親が問題だと考えやすい子どもの行動のなかには、実はその子の才能や長所が見え隠れしていることがあるといいます。

お母さんが知らない伸びる子の意外な行動

お母さんが知らない伸びる子の意外な行動

その”問題行動”に、すごい長所が隠れています!
本書は、公立小学校の教諭生活36年目、担任した子どもたちの数およそ1200人の大ベテラン教諭が、これまでお母さんたちから相談された子どもに関するさまざまな悩みについて、一つひとつ丁寧に解説していくものです。

著者が本書を通じて言いたいことは2つ。
1 お母さんの子育ては今のままで十分いい線行っています。
だから自分の子育てに自信を持ってください。
2 子どもの一見問題行動に見える行動は、実はその子の長所が伸びている証拠。
だから安心して子どものそのままを見守ってあげてください。