「異文化」は言い訳?海外でビジネスを成功させる人と失敗する人の決定的な違い
コロナ禍で気軽に海外に行ける状況ではなくなっているものの、いつかは起業して外国企業を相手に仕事をしてみたい人や、今勤めている会社で海外駐在を希望している人は依然として多いはず。
勝手のわからない土地でのビジネスは、日本でのやり方が通じなかったり、思い通りいかないことがままある。だからこそ、海外でのビジネスは「現地文化の理解」が大切だと言われる。現地の商習慣や人々の気質、考え方を理解することでビジネスがスムーズに進みやすくなるというのは、おそらく事実なのだろう。
ただ、『海外で結果を出す人は、「異文化」を言い訳にしない』(英治出版刊)によると、「文化の違い」にフォーカスしすぎることには、弊害もあるという。「異文化」という言葉は、失敗の言い訳にも使えるからだ。