首を縦に振る動作が「ノー」を表す国がある 知っていると楽しい世界の常識
欧米人から見ると「日本の女性は露出度の高い服を着ていてはしたない」と見えるそう。でも、日本人からすれば、欧米の女性のほうが露出度の高いイメージがあるのではないだろうか。
ここには双方の常識の違いが介在している。
欧米人にとって、隠すべきは「胸元」よりも「脚」。『どこへ行っても恥をかかない 世界の「常識」図鑑』(御手洗昭治編、小笠原はるの著、総合法令出版刊)によると、胸元の露出には比較的寛容だが、「女性は脚を隠すべき」というのがエチケットなのだそう。
これはギリシャ・ローマ時代からの習わしで、古代の裸婦像の彫刻や絵画でも、下半身だけは布で覆われている。現代でも、スカートはあまり履かれないため、ミニスカート姿の日本人は、欧米人から見ると「はしたない」となりやすいのだという。