だれかに話したくなる本の話

中国による日本国土の侵食は深刻…自衛隊拠点の付近が次々に買われている

中国による日本国土の侵食は深刻…自衛隊拠点の付近が次々に買われている(*画像はイメージです)

日本との間に領土問題を抱え、東シナ海など日本近海への勢力圏拡大の野心を隠そうとしない中国、慰安婦問題がいまだに尾を引いている韓国、そして核保有への道を進む北朝鮮に北方領土問題のロシア。

日本と近隣国の間には、安全保障上の火種になりうる問題が山積している。近隣に「関係円満」な国がないこと自体は珍しいことではないが、身近な脅威にさらされながらもここまで危機意識が低い国民は珍しい。参議院議員であり、安全保障・外交分野の専門家として知られる青山繫晴氏の『いま救国――超経済外交の戦闘力』(扶桑社刊)は日本が今置かれている現実に鋭く切り込む。

いま救国――超経済外交の戦闘力

いま救国――超経済外交の戦闘力

2021は回生の年だ!

祖国は経済と外交を〝超合金〟に変え、祖国らしい祖国を求めて――求国――、甦る。