だれかに話したくなる本の話

目上に「ご苦労様」がNGになったのはいつ?サラリーマンの歴史をひもとくと…

目上に「ご苦労様」がNGになったのはいつ?サラリーマンの歴史をひもとくと…(*画像はイメージです)

「サラリーマン」という言葉に変わって「ビジネスパーソン」というワードが使われるようになって久しいが、かつては「勤め人」を指す言葉といえば「サラリーマン」だった。

ところで、この「サラリーマン」という呼び名が生まれたのは大正時代の中頃。今からちょうど100年ほど前なのだそう。それ以前は、明治時代から使われていた「給与生活者」という名前で呼ばれていたようだ。

サラリーマン生態100年史 ニッポンの社長、社員、職場

サラリーマン生態100年史 ニッポンの社長、社員、職場

「いまどきの新入社員は…」むかしの人はどう言われていたのか?ビジネスマナーはいつ作られた?忘年会、新年会はいつ生まれた?こころの病はいつからあったのか?いったい、この100年で企業とサラリーマンは本当に変わってきたのか?会社文化を探っていくと、日本人の生態・企業観が見えてくる。土下座の歴史をはじめ、大衆文化を調べ上げてきた著者が描く、誰も掘り下げなかったサラリーマン生態史!