電通マンが休職して-8℃の極寒100日修行を敢行 そこで得た結論とは
仕事において、意気込みと結果がかならずしもリンクしないのは誰もが感じているところ。
力んだり、気負いこんだりすれば、視野は狭くなるばかり。逆に、力を抜いて状況を俯瞰したり、課題や問題に抗うのではなく、あえて流れに身を任せてみると、思いのほかいい結果が出ることがある。
電通でクリエイティブディレクターとして活躍しながら高野山で真言密教を学び、阿闍梨の位を授かるという異色の経歴を持つ元井康夫氏の『「がんばらない」という智恵~自分でできる働き方改革~』(辰巳出版刊)は、力を入れるばかりでなく、力を「抜く」働き方を指南する一冊。
抗わず、戦わず、こだわらずに成果を出す。そんな働き方ができたら最高だ。今回はご本人にお話をうかがい、その秘訣を教えていただいた。その後編をお届けする。