だれかに話したくなる本の話

秀逸な「本のタイトル」を決める「タイトルだけ大賞」が今年も開催 2020年はどんなタイトルに?

日本で出版された数多ある書籍の中から、秀逸なタイトルを選定し表彰する「日本タイトルだけ大賞」(以下「タイトルだけ大賞」)が今年も開催されることが決まり、現在ノミネート作品を募集している。

「タイトルだけ大賞」は2009年にスタートし、今回で13回目を迎える。その審査基準は「書籍タイトルの秀逸さ」のみで、有名無名、ジャンルを問わず、その年に刊行された数ある書籍を対象に、売れ線なもの、珍しさを狙ったもの、技巧的に優れたもの、芸術性など多様な方面から評価する。

これまでの「タイトルだけ大賞」受賞作品まとめはこちらから

今回の対象書籍は「ほぼ2020年に出版されたもの」。候補作のノミネートは、ツイッターを通しての投稿のほか、公式ページに設置されている専用フォーム、読書メーターでも受け付けている。受付は12月1日まで。ノミネートされたタイトルは公式サイトで確認することができる。

大賞作品は12月10日にニコニコ生放送で放送される本選にて決定される。ゲスト審査員には6年連続で夢眠書店 店主の夢眠ねむさんが参戦。今年こそ「ゲスト」の冠が取れ、レギュラー審査員になれるのか、気になるところだ。

コロナ禍をはじめ、様々なことがあった2020年。そんな印象深い年に出版された書籍の中からどんな秀逸なタイトルが選ばれるのか。タイトルで思わず手に取って本を買ってしまったことがある人もいるはず。ぜひとも本選びのお供に注目してほしい。

(新刊JP編集部)

■第13回「日本タイトルだけ大賞」公式ページ

https://www.sinkan.jp/pages/title_only_13th/index.html

■第13回「日本タイトルだけ大賞」ニコニコ生放送番組URL

https://live2.nicovideo.jp/watch/lv328337597

■過去の大賞受賞作

『ヘッテルとフエーテル -本当に残酷なマネー版グリム童話』(第1回)
『スラムダンク孫子』(第2回)
『奥ノ細道・オブ・ザ・デッド』(第3回)
『月刊円周率 2月号』(第4回)
『仕事と私どっちが大事なのって言ってくれる彼女も仕事もない。』(第5回)
『妻が椎茸だったころ』(第6回)
『人間にとってスイカとは何か』(第7回)
『やさしく象にふまれたい』(第8回)
『パープル式部』(第9回)
『ムー公式 実践・超日常英会話』(第10回)
『砂漠の空から冷凍チキン』(第11回)
『ゾンビ 対 数学 ― 数学なしでは生き残れない』(第12回)

これまでの「日本タイトルだけ大賞」受賞作品まとめ

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金井元貴

1984年生。「新刊JP」の編集長です。カープが勝つと喜びます。
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